親が「アルツハイマー」と診断されたけど、アルツハイマーってどんな病気?
と、漠然とした不安感じているみなさん、こんにちは
ムスメです
アルツハイマーとは?~家族が知っておきたい基礎知識~
親が「アルツハイマー病」と診断されたら、多くの方が強い不安を感じると思います
で、こんなに有名な病気だけど、
「どんな病気なのか」
「他の認知症と何が違うのか」
「遺伝するのか」
って、結構なんにもしらないと思いませんか?
私もアルツハイマー病の詳しい原因なんて、母が診断された当初は調べようともしませんでした
正直なところ
ムスメ今さら知ってもしょうがないし・・・
と思っていたからです
でも、最近ふと自分のことが気になったんです



アルツハイマー病って遺伝するんかな?
ということが、心配になりはじめました
結論からいうと
遺伝する病気、なんだそうです
が、アルツハイマー病は、遺伝と生活習慣や環境が重なって起こる「多因子疾患」
なので、親がアルツハイマーでない人よりは、なる可能性が高い
というくらいに思っていて大丈夫なんだとか
そう言われても、気になりますよね?
で、アルツハイマー病の原因や遺伝について詳しく調べてみようと思いました
今まさに親御さんが「アルツハイマー病です」って診断された方は、
アルツハイマー病の原因とかより、これからどうしたらいいかが知りたい
って、状態かも知れません
でも、何かわからんものに立ち向かうのって、むずかしいもんです
アルツハイマー病について知ることは、これからの支え方を考える第一歩になるかもしれません
アルツハイマー病の仕組みや遺伝との関係について、医学的知識のないわたしでも理解できる範囲で、やさしく解説していますので、ぜひお読みください!


このブログは、わたしが介護を通して経験したこと、調べた内容などをお話しています
記載内容の医学的・法律的なことは、必ず専門家へご相談ください
アルツハイマー病の仕組み
脳の中で何が起きているのか
アルツハイマー病は、脳の中に異常なタンパク質がたまることで起こる病気です
時間をかけて脳の神経細胞(ニューロン)が少しずつ減っていき、その結果として記憶力や判断力が低下していきます
主に関係しているのが2つのタンパク質です
1. アミロイドベータ
誰の脳にも自然に作られる物質ですが、通常は分解されて排出されます
しかし、うまく処理されずにたまりはじめると、神経細胞の間の連絡を妨げ、脳の働きを弱めてしまいます
簡単に言うと、脳の中に「ゴミ」が溜まっていくような状態です
2. タウ蛋白(たんぱく)
もうひとつの異常は、タウ蛋白の変化です
タウ蛋白が異常にリン酸化されると、細胞の中に「神経原線維変化」と呼ばれる繊維状の塊をつくります
これが神経細胞の働きを妨げ、やがて細胞が減っていきます
この2つの異常が進むことで、脳が少しずつ萎縮し、もの忘れや判断力の低下といった症状が現れていきます
アルツハイマー病はなぜ起こるのか
アルツハイマー病の発症には、いくつかの要因が関係しています
- 加齢:最も大きなリスク要因は年齢です。年を重ねるほど、発症しやすくなります
- 遺伝的要因:家族にアルツハイマー病の人がいる場合、リスクが少し高くなる傾向があります
- 生活習慣:高血圧、糖尿病、運動不足、喫煙、過度な飲酒なども関係するといわれています
アルツハイマー型認知症とその他の認知症との違い
認知症の約6割がアルツハイマー型、2割が脳血管性、1割がレビー小体型です
出典:厚労省研究班・剖検データ
この3つのタイプは、「どこが傷みやすいか」と「傷み方のパターン」が違います
そして、特徴や症状にも違いがあります
アルツハイマー型認知症の脳


・主に海馬(記憶をつかさどる部分)から萎縮が始まって、だんだん大脳の外側に広がっていきます
・認知症初期段階から「もの忘れ」が目立ちやすいのが特徴です
脳血管性認知症の脳


・脳の血管がつまる・切れることで小さなつまりや出血の跡が点々と残ります
・ダメージを受けた場所によって、歩きにくい、言葉が出にくいなど、症状がまだらに出ることが多いです
レビー小体型認知症の脳


・脳の神経細胞の中に「レビー小体」という異常なたんぱく質のかたまりがたまり、後頭葉(見え方に関係する部分)の血流低下などがみられるのが特徴です
・レビー小体型認知症は、日によって調子が大きく変わったり、幻視が見えたり、体がこわばるなどの症状があります
※イラストは全てイメージです
遺伝との関係
親がアルツハイマー病と診断されたら、
「親のこれからをどうしよう」で頭がいっぱい
だと思います
私も、親を心配するフェーズを通りすぎたので、改めて自分のことが心配になってきました
「親がアルツハイマー病だと、自分もなるのでは?」
と、漠然とした不安が、今になってじわじわやってきました
確かに、遺伝的な影響を受ける可能性はありますが、「必ず遺伝する病気」ではないそうです
アルツハイマー病は、遺伝と生活習慣や環境が重なって起こる「多因子疾患」です
なので、遺伝的素因があっても、生活の工夫によってリスクを下げることは可能です
発症リスクに関わる遺伝子の中に、「APOE遺伝子」と言う遺伝子があります
その中の「APOE4型」を持つ人は、他の型の人よりも発症リスクが高い傾向にあると言われています
が、APOE4型を持っていても、一生アルツハイマー病を発症しない人も多くいるそうです
が、アルツハイマー病は遺伝する病気であるということには変わりありません
親がアルツハイマー病でない方よりは、私たちは発症リスクが高いと言えます
私を含めて、親がアルツハイマーと診断された方は「リスク」を意識するに越したことはありません
でも、むやみに怖がる必要はない、ということです
親の診断を受けた家族ができること
大切なの「親の診断をきっかけに生活を見直す」ことです
遺伝は変えられませんが、生活習慣は変えられます
1. 脳を刺激することを続ける
読書、計算、クイズ、会話など、脳を使う習慣は認知機能を保つ助けになります
親と一緒にニュースを読んだり、写真を見返したりするのも効果的です
と、これは良く言われている情報ですよね
でも、効果がある人とない人があるかな、と思います
母はアルツハイマーになる前から、「数独」をやっていました
友達にすすめられて、という感じでぼちぼち続けていたようです
本心では、そんなに好きだったかどうかわかりません(笑)
百均でたくさん数独の本を買ってきては、積んでいました
「1冊終わってから買えばいいのに」と私が言うと、
「はまってるから、すぐ欲しくなる」と言ってましたが・・・
もしかしたら、これも認知症のサインだったのかも?
まぁ、私が知る限りは
ちょこちょこやってる、くらいの印象でした
が、結構何年も続いていました
でも、アルツハイマーになってしまいました
なので、「アルツハイマーにならないためにやらなきゃ」
という気持ちだけで取り組んでも、効果は期待できないのかなと思ったりします
でも、やらなくてもいい、とは言えなくて
父は若いころからずっと「クロスワードパズル」をやっていました
こちらは、趣味といっても差し支えないくらいに好きだったと思います
なんだったら、家族にこっそりですが
「自分でクロスワードパズル」を作っていた痕跡もありました(笑)
で、父は「せん妄」はありましたが、認知症ではありませんでした
ということで、私の結論としては、
なんでもいいから脳トレドリルをするんじゃなくて
本人が楽しめることをする(脳を喜ばせる)ことが意味があるんじゃないかな
と思っています
2. 運動を習慣にする
ウォーキングや軽い体操などの有酸素運動は、脳の血流をよくし、神経を守る働きを持つとされています
週に3〜4時間を目安に、無理のない範囲で続けましょう
って、これもよく言われていますよね
で、また?って思われるかも知れませんが・・・
うちの母、ご近所のお友達と、平日ほぼ毎日、夏場は週3回
1時間くらい、ウォーキングしてました
こちらも、アルツハイマーと診断される何年も前からです
別の回で、母は「アルツハイマーと診断される6年前から兆候があった」とお話しました
もうその頃も、ウォーキングはやっていました
毎日おしゃべりしながら歩くのが、めちゃくちゃ楽しかったそうです
まぁ、アルツハイマーには効果なかったんですが・・・
年齢の割に、足腰はめちゃくちゃ強かったです
まぁ、その足腰強いことがいろいろな問題を引き起こしたりするんですが、それはまた別のお話で
ってことで、何がいいたいかっていうと
「万人の予防になる」ってわけではないってことです
効果ない人には、効果ないってことかも知れません
母が特殊だっただけかも知れません
でも、運動はした方がいいです!
アルツハイマー予防にはならなくても、いろいろいいことがあるはず!!
3. バランスのよい食事
野菜、果物、魚、ナッツ、オリーブオイルなどを中心とした
「地中海食」や「MIND食」は、脳の健康を保つ食事として注目されています
また、で恐縮なんですけど
うちの母、食の意識高めで(笑)
私は子供の頃から、いろんな健康食品を食べたり、飲んだりさせられていました
グリーンマグマ(青汁)とか、カルシウムの液体とか
お茶はずっとハト麦茶だし、お米はずっと胚芽米
当時、無添加食品が買えるってコープさんを始めたり、自然食品のお店に通ったりしていました
母はミカンが大好きで、季節ごとにいろんなミカンをいつも食べていました
料理で使う油は全て、オリーブオイル
家、けっこう貧乏だったんですよね
そういうのって、高いのに
で、食材とかにはこだわるのに、料理は嫌いだったんですよね(笑)
我が家の食事は「ご飯と主食」、以上
と言う感じでした
どういうこと?と思われた方のために具体的に言うと
「ご飯とハンバーグ」以上
と言う感じです
あとは、野菜がちょっとだけ、それくらいと思ってください
お味噌汁は、出てきたらラッキーぐらいの感じです(笑)
私は小食だったのでそれもよかったのですが、父と兄は不満だったのか抗議したそうです
が、「私、料理きらいなんで」のひと言で、KO
ずっと、我が家の食卓はそんな感じでした
私が家を出て、父と二人暮らしになってからは、さらに適当だったそうです
で、何が言いたいかと言うと
何を食べるかも大事ですが、
きちんとバランスよく食べることが大事なんじゃないかなと思います
母は食べることに、全く執着のない人でした
なんだったら、料理するくらいなら食べなくてもいい、って感じでした
でも、脳みそにも栄養が必要だと思うんです
「地中海食」とか、絶対いいとおもうんですけど、始めるのって難しいじゃないですか
もし、ごはんをちゃんと食べている、って自身を持って言えないなら
そこから始めてもいいんじゃないかと思います
あ、これは個人的な見解で医学的根拠とかなんもありません
太ったらいろいろ大変だから気をつけないと、と思う人はいっぱいいるけど
痩せてたら、栄養足りないんじゃないかって思う人って少ないかも
母がちゃんと食べてるか、見てればよかったなと後悔してます
ということで、痩せている人こそ食生活を改善した方がいいかも知れません
4. 人とのつながりを大切に
家族や友人と定期的に話すことは、心の健康だけでなく、脳の働きの維持にも関係します
孤立しない環境づくりがとても重要です
うちの母は、社交的でした
ほぼ毎日一緒にウォーキングしてくれる友達もいたし
ご近所にふらっとお家に遊びにいって、何時間もおしゃべりする友達も何人もいました
近所で小さい子供をつれているお母さんがいれば、子供にお菓子とかあげて仲良くなり
孤立している、ということはありませんでした
なので「なんでかな」って、いろいろ考えました
母は、外面はめっちゃいいのですが、家族に対しては毒を吐きまくるモンスターでした
もしかしたら、本質は「意地悪」なのに、外で見せる「いい人」とのギャップで
「脳がバグったのかも?」と(笑)
そう考えると、無理して社交的にしなくてもいいのかな?と思ったりします
家族がいない人はみんなアルツハイマーになるわけじゃないし
友達がいない人がみんな認知症になるわけじゃない
と思ったりもします
なんでも統計に当てはまらない事はあるので、うちの母が外れているだけかも知れません
まとめ
アルツハイマー病は、脳の中でアミロイドベータやタウたんぱくが異常にたまることで起こる病気です
加齢や遺伝の影響もありますが、生活習慣の改善でリスクを減らすことができます
でも、うちの母は全部できてたのに、アルツハイマー病になりました
「じゃ、どうしたらいいんだ」って言いたくなりますよね
私も、自分で書きながら思ってます(笑)
医学はどんどん進歩していきます
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